ATSとは「Applicant Tracking System」の略であり、日本では採用支援システムの名称での呼ばれ方が多い。
ATSでできること
求人票作成と公開
採用活動を行ううえで、求人票の作成は必ず行わなければならないもの。ここで作成した求人を公開し自社のホームページとリンクさせる事で、求人媒体などではなくホームページに訪れたユーザーを取りこぼす事なく受ける事ができる。
- 求人票の書き方についてはこちらを参照して下さい
- 求人票の見直しポイントについてはこちらを参照して下さい
応募者受付と管理
求人票の公開だけでは求職者はやってこない。しっかりその場で応募ができるように、応募フォームを用意し、そこから応募された求職者を一括で管理ができる。
例えば、面接日程の管理から採用プロセスのどの段階にいるかなどのステータス管理。また、応募者とのメールでの連絡なども、このATSを通して可能である。
よっぽどの熱烈のファンであれば、求人票に書いてある、電話番号やメールアドレス宛に連絡をすると思うが、それを期待してはいけない。
データ集計と分析
採用活動を行ううえで、データ集計と分析は大変重要である。特に大手企業のような、継続的な採用や、大量採用、採用難易度が高い様な職種を採用する場合はデータ分析が非常に大事である。
例えば、求人票が何回表示されて応募者が何人か。また、それにはいくらの金額がかかっているのか。これらが可視化されると次回募集する時にデータを元に次回の施策を打つ事ができる。これの繰り返しにより、1人あたりの採用金額や、スピードなどを改善する事ができる。
実際にどの数値を見るべきかについては、別の記事にて紹介させて頂く。
また、ATSサービスを提供している代表的な会社については、こちらにて紹介させて頂く。